2007/08/28 17:39┃登録者:orehanabashi◆yZZIAXEY┃作者:名無しの作者『強姦』 

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 こういう作品にもトライしてみたことがあります。僕のファンには不向きかなと思いますが(^^;)

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 康夫はの部屋の暗闇に潜んで、じっと待っていた。
 両親が行に行っている、待ちに待ったこの日。中学一年生の、麻衣がもうすぐ風呂からあがってくる。

「今日こそは……」
 ロープの代わりに持ってきた父親のネクタイをぎゅっと握り締める。
「今日こそは、麻衣を……強姦する!」
 康夫は自分に言い聞かせるように、そっとつぶやいた。


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 ガラガラッ……
 バスルームの扉を開ける音と同時に白い気がこぼれ出し、中から華奢な体つきの少女が現れた。
 ふくらみかけの胸、わずかな腰のくびれ。小さなおしり。
 麻衣は、その身体に、さっとバスタオルを巻き付けると頭の上のタオルをほどいた。長い黒髪がさらさらっと腰のあたりまでなだれ落ちる。
 それから、てきぱきと冷蔵庫からジュースを取り出すと一気に飲み干した。
「ふうっ……!」
 今日は両親がいない。ちょっぴり、はしたないことをしても誰にも怒られない。
 麻衣は身にまとったバスタオルをきゅっと締め直すと、自分の部屋に向かった。


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 康夫の耳に麻衣の足音が聞こえてきた。いよいよだ。
 麻衣がドアを開け、部屋の明かりを点けて入ってくる。
 バスタオル一枚巻いただけ、その下には何も着けていない。文字通りまぶしいの姿。
「麻衣……」
 康夫は影のように忍び寄ると、の耳元でささやいた。
「きゃあっ!」
 麻衣が驚いて、振り返りながら叫ぶ。
「なっ、なんだあ、おにいちゃんかあ……びっくりさせないでよ、もうっ!」
 ほっとしたように麻衣がため息をついた。
「でも、なんでおにいちゃんがあたしの部屋にいるの?」
「ふふふっ……」
 カチャッ!
 康夫は、を見つめながら、ほくそ笑むと、後ろ手にドアを閉め、鍵を掛けた。
「おっ、おにいちゃんっ! かっ、鍵なんてかけて……なっ、なんのつもりよっ?」
 麻衣の声は完全に上擦ってしまっている。
「うるさい両親がいないところで、男と女が二人っきり。麻衣だって、もう中学生になったんだから、俺が何をしたいかなんて言わなくてもわかるだろう?」
 が静かに答える。
「えっ? そ、そんな……じょ、冗談でしょ? ね? おにいちゃん、ウソだよね?」
「俺は、本気だぜっ!」
 康夫は麻衣につかみかかると、その裸身を隠しているバスタオルを無理矢理剥ぎ取った。
「きゃあっ!」
 視線から逃れるために、麻衣が思わずしゃがみ込む。康夫は容赦なく、を後ろ向きにさせるとネクタイで細い手首を縛りにかかった。
「痛いっ! おにいちゃん、やめてっ!」
「麻衣っ! じっとしてろっ!」
「いやっ! やめてっ! 助けてっ!」
 麻衣は抵抗したが、二人の力の差もある。ネクタイで後ろ手に縛られ、自由を奪われると、もうなすすべがなかった。
「おにいちゃん、ひどい……どうしてあたしにこんなことするの?」
 が泣きながら訴える。
「それは、麻衣……お前がかわいすぎるからだ」
「えっ!」
 の言葉に麻衣は、びくっと震えた。
「俺はもう我慢できない。手が届かないアイドルなら、あきらめもつくだろう。だがお前はここにいる。下着姿で廊下を歩き回ったり、風呂上がりの姿すら俺に見せつけて誘惑しながら、同じ家の中にいるんだよ」
「あ、あたし、そんなつもりじゃ……」
「麻衣を犯りたい。麻衣の中にこの俺のモノをぶち込みたい。俺はもうそれしか考えられなくなっちまったんだよ」
「そっ、そんなのって……おにいちゃんの勝手な思いこみじゃないっ!」
「つべこべ言うな!」
 康夫はズボンを脱ぎ捨てると抵抗できない麻衣を座らせた。それからトランクスをずり下ろし、自分の硬直したペニスをの頬に突きつける。
「さあ、俺のモノをしゃぶるんだ!」
「……」
 麻衣が、いやいやと首を振りながら、逃げるように顔をそむけ、口をぎゅっとつむる。
 康夫はの髪をつかんで無理矢理こちらに向かせると、熱い肉棒を口元にさらに押しつけた。
「ん……」
 麻衣が顔をしかめる。
「このまま嫌がっていれば、俺はお前を無理矢理犯す!」
「……」
 二人きりの家の中。康夫の声だけが響く。
「だが、麻衣がしゃぶってくれたら、挿れるのだけは勘弁してやってもいい」
「……本当に?」
 小声でが聞き返した。
「ああ……」
 康夫が薄笑いを浮かべながらうなずく。
 麻衣は観念したように小さく口を開けた。その口にの欲望がいきなりねじ込まれる。
「うぷっ!」
 康夫の先端はおずおずとくわえようとした麻衣を待たずに、一気に舌の付け根まで突き入れられた。
「そう、そうして俺のモノをしゃぶるんだ。歯を立てるなよ」
「ん……もご、もご……」
 ちゅっ、うちゅっ……ぬちゅっ……
 の温かく柔らかい舌が、康夫の亀頭をぎこちなく舐めていく。ねっとりとした唾液がからみついて、敏感な部分を優しく刺激する。
「いいぞ、麻衣、その調子だ」
 はぷっ……、んっ……、んぷっ……
 康夫は麻衣の頭を押さえながら前後に腰を動かし始めた。口を性器に見立てて、ゆっくりとピストン運動を行なっていく。
 んっ……、んぷっ……、んんっ……
 麻衣は涙をこぼしながら唇をすぼめて、嫌がるそぶりを見せた。しかしその行為が逆に、ペニスへの摩擦を強くし、の快感を高めてしまっている。
「いいぞ、気持ちいいぞ。麻衣のこのかわいらしい口が、俺のモノをしゃぶっている、最高の気分だ」
 の柔らかい口中粘膜がの固い肉棒を強くこすり上げる。あまりの快感に康夫のボルテージもどんどん上がっていく。
 唾液に濡れた浅黒いモノが、の愛らしい口を激しく出入りし、そのスピードがだんだんと速くなってくる。
 んっ……、ずちゅ、んむっ……、ちゅぷっ。
 麻衣がよだれを垂らしながら、小さくうめく。巨大なモノをくわえさせられて、息をするのも苦しそうだ。
「麻衣……俺はそろそろイキたくなってきたぞ。いいか、麻衣の口の中に出すからな、全部飲むんだぞ、少しでもこぼしたら許さないぞ」
 ぬちゅっ、じゅぷっ……じゅぷっ……
「ん……、んん……、んむっ……」
「いくぞっ!」
 じゅぷっ! じゅぷ! ぐちゅ! ぬちゅ! じゅぷっ!
「んーっ、んんーっ!」
 の髪をつかんで押さえつけたまま、フィニッシュへ向けての動きが最高に激しくなる。麻衣の瞳から、さらに涙があふれてくる。
「うっ!」
 康夫の動きが止まった。
 どぷっ!
「んっ!」
 麻衣の口の中に生暖かく青臭い液体が広がっていった。実の、康夫の精液だ。
 どぷっ! どぷっ! どぷっ!
「んっ……、うぷっ……、うっ……」
 苦しげなの口の中で、のペニスが脈動し、濃厚な精液を次々と吐き出していく。麻衣が逃げられないように、康夫の手はしっかりとその頭を押さえつけている。
 どぴゅっ! ぴゅっ! ぴゅっ……
「……」
 ぬぷっ……
 康夫は全てを出し切ると、精液をこぼさせないようにゆっくりと麻衣の口からペニスを引き抜いた。
 しかし、の口内に注ぎ込まれた粘液は少し量が多すぎた。可憐な唇の端からは既に白濁があふれ出している。
「ちょっとこぼれちまったか。でも口の中のは全部飲めよ」
 麻衣はちらっとを見たが、あきらめたように目を閉じた。嫌いな食べ物を飲み込むように顔をしかめながら、ゆっくりとのどを鳴らす。
 こくっ、こくん。こく……んっ!
「んっ! んんっ……えふっ! えへっ! えふっ……」
 激しい咳の音が部屋に響いた。
 麻衣もなんとかがんばろうとしたのだが、のどにからみつく濃厚な精液を全部飲み込みきれず、思わずむせてしまったようだった。
「あーあ、こんなにこぼしやがって」
 康夫が吐き捨てるように言う。
「だ、だって……えふっ! いきなり、こんなの、えほっ、えほっ……全部なんて……飲めないよぉ」
 咳込みながら、半べそ顔で麻衣が答える。
 手を縛られているため、口をぬぐうことができず、唾液と精液がぼたぼたっとこぼれ落ちた。麻衣の小さな胸やおなかが、どろどろっとした白濁で汚れていく。
「よし、じゃあ、次は麻衣の中に挿れさせてもらおうか」
「うっ、うそつきっ! あたし、我慢しておにいちゃんのなめてあげたのに……」
「『勘弁してやってもいい』って言っただろう?」
「そんなのずるいっ!」
「だまれっ!」
 康夫はそう言い放つと、麻衣を押し倒し、両足をつかんで、大きく広げさせた。その中心部に視線を集中する。
「いやっ、いやっ! おにいちゃんのウソツキ! バカっ! えっち!」
 ぽろぽろと涙をこぼしながら麻衣が必死で抗議する。康夫はを押さえつけながら、幼い股間に語りかけるように顔を近づけた。
「麻衣って、中学生になったのにまだ生えてないんだな、あそこがまだつるつるだ。赤ちゃんみたいで、すげえかわいいぜ」
「おにいちゃんのバカっ! ロリコン! どすけべっ! えっち! 変態っ!」
「麻衣、少しうるさいぞっ!」
 康夫はそう言うと麻衣の股間にいきなり中指を突き立てた。
「んあっ!」
 麻衣が苦痛にも似た表情に顔をゆがませる。
 康夫はそのままの反応を楽しむように、ゆっくりと指を出し入れした。
「うあっ、あああっ……」
 くちゅっ……くちゅっ……
「麻衣のここはよく締まるな。指でもきゅんきゅん締めつけてくるぜ。俺様の太いちんぽだったら最高だろうな」
「うっ、ううう……」
 麻衣が眉を寄せながら嗚咽を漏らす。
 くちゅっ……ちゅぷっ……ぬちゅっ……にちゃっ……
 しかし、ほんの数回の動きで麻衣の股間は、表情とは裏腹に湿っぽい音をさせ始めた。康夫が指を引き抜くと、つーっと愛液が糸を引いて、ぷつんと切れる。
「ふふふっ、子どもでも結構濡れてくるもんだな。これなら、いきなりぶち込んでも大丈夫だろ」
「もうやめて……お願い……おにいちゃん、許して……」
 麻衣の言葉が罵倒から哀願へと変わる。
「いいや、許さない。いくぞっ!」
 康夫はの上に身体を重ね、局部をぐぐっと押しつけた。
「いやっ、やめてっ! いやあっ!」
 逃げようともがく麻衣を押さえ込んで、小さな入り口に照準を合わせる。
 ずっ……
「んあっ!」
 先端が入った瞬間、麻衣が声を出して、びくんと震えた。
 ずぶっ、ずぶずぶずぶ……
 狭い肉の壁を押し分けるようにして、幼いの中へ奥深くまで侵入していく。黒い肉棒が根元までずっぽりと入ったところで、先端が麻衣の子宮口に当たった。
「うあああっ……」
 身体をヒクヒクとけいれんさせながらが耐える。
「ふはははっ、犯った。ついに麻衣を犯ったぞ!」
 康夫が歓喜の声をあげる。
「あ、あああ……」
 麻衣は放心した様子だった。自分の身に何が起きたのか理解していないような、信じられないという表情をしている。
「くうっ……きついっ! 麻衣のお○んこは、きつきつで、痛いくらいの締めつけだぜ!」
 そう言うと、康夫は強引に腰を動かし始めた。
 ずしゅ……、ずしゅ……
「い、痛いっ! 痛いよぉ! おにいちゃん」
 麻衣が泣きわめく。濡れ方も不充分なまま、無理矢理挿入されたのだ。無理もない。
「我慢してろ、そのうちに気持ちよくなる」
「そんなこと……うああっ! いたあい! やめてっ! もうやめて……もう許してぇ……」
 ぐしゅ、ぐちゅ……
 麻衣がつらそうに訴えるが、康夫は無視してピストン運動を続ける。
「麻衣の膣内、熱くって、ちっちゃくって、最高だぜ」
「ん……、くふぅ……、んああっ……くっ……!」
 首を振り、身悶えするの反応を楽しむかのように、の剛棒が、深く、浅く、少女の身体に突き入れられる。
 やがて麻衣の方も、抵抗する気をなくしたのか、目を閉じ、のされるままに身を任せていた。
 もはや麻衣は康夫に犯されるだけの人形だった。小さくうめき声を漏らしながら、の欲望のままに凌辱され続けるだけの少女人形。
 くちゅっ……ぬちゅっ……ぬちゅっ……
「あっ……、んあぁ……」
 しかしが強引に動いているうちに、幼いにも変化が現れていた。
 膣内が、だんだんと潤ってきてスムーズな抽送が出来るようになり、苦痛を訴えていたはずの麻衣のあえぎ声が、徐々に快感によがる声に変わって来たのだ。
「……あっ、ああっ……んああっ……」
「クククっ……どうした麻衣? 気持ちよくなってきたのか? 俺は、お前を強姦してるってぇのに……強姦されて感じられちゃあ、困るなあ……」
 ゆっくりと麻衣の中をかき回しながら、康夫がつぶやく。
「そ、そんなことない……おにいちゃんに無理矢理こんなことされて、気持ちいいはず、ないじゃない……」
 麻衣が反論する。しかし桜色に上気した頬、荒い息づかい、次々と愛液をあふれさせる膣内、身体の方は明らかに感じているのがにモロバレだった。
「麻衣、隠さなくてもいいぞ、本当は気持ちいいんだろう? お○んこも、こんなにぐちょぐちょに濡れてきてるくらいだしな。麻衣、お前はまだ子どものくせに強姦されて感じてしまうような女なんだよな」
「違う……ちがう……」
 そう言いながらも、麻衣はの抽送にあわせて、いつしか腰を使い始めていた。そうして、自分のあそこを康夫の方へぐいぐいと押しつけてくる。
「身体は正直だな、この淫乱娘が! この俺様のペニスなしでは生きていけない身体にしてやるぜっ!」
 ずぷっ、ずぷっ、ずぷぶっ……
 の剛直が、の身体の奥深くまで突き立てられる。
「あ……、んあっ!」
 麻衣は、の言葉をまるで聞いてない。快感の虜になった少女は、自ら足を開いて、腰を浮かせ、のモノがより奥に挿入されるように身体を差し出している。
 黒く濡れ光る肉棒が激しくの中を出たり入ったりする。愛液はねっとりとからみついて、まるでのペニスを吸い寄せているかのようだ。
「あっ、ああんっ……ああ、いいっ! もっとぉ……」
「ついに本音が出たな、麻衣」
 が勝ち誇ったように言う。
「もっと、どうして欲しいんだ? 麻衣?」
「もっと……もっと奥まで、お○んちん入れてぇ! 麻衣のお○んこの中、めちゃくちゃにかき回してぇ!」
 快感の虜になった麻衣が恥も外聞もなく叫ぶ。
「ようし、めちゃめちゃにしてやるっ!」
 ずっ、ずぷっ、ずちゅっ、ぬちゅっ、ずちゅっ……
 の抽送が一段と激しくなる。絶頂が近づいてくる。
「くうっ……麻衣、俺はもうそろそろ出そうだぜ、アダルトビデオみたいに、そのかわいい顔にかけてやろうか?」
 康夫が麻衣に問いかける。
「あっ……だ、だめっ、抜かないで……もうちょっとで、もうちょっとで、あたしも……」
 とぎれとぎれにが答える。
「俺はもう出そうなんだぞ? お○んこの中にたっぷり出してもいいってのか?」
 動きを止めないまま、が聞き返す。
「いいっ! いいからっ! 中に出してもいいから……だからお願い……まだやめないで……もっとしてぇ……もっとあたしの中にお○んちん突っ込んでぇ!」
「こ……この淫乱娘がっ! 妊娠しても俺は知らねえぞ」
 の大胆な言葉、の動きはもう止まらなくなる。
 ずしゅっ、ずしゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ……
「ああっ、いいっ! いきそう! 来てっ、おにいちゃん! あたしの中に! いっぱい! あああっ!」
「くうっ、ま、麻衣っ!」
 ぐちゅ、ぬちゅっ、くちゅ、ずちゅっ……
「あっ、あああっ! いっ、いくいくっ……いっちゃうぅ!」
「ううっ! 麻衣っ!」
「あっ! あああーっ!」
 どくっ! どくっ! どくっ! どぷっ……
 実のの欲望が幼いの身体の奥深くにたっぷりと注ぎ込まれていく。
 麻衣は、くくくっとのけぞりながら、びくっ、びくっと身体をけいれんさせる。
「あ……あああっ……」
 麻衣の内部が、きゅーっと締まり、精液を一滴残らず絞り取るように淫靡にうごめく。すさまじい快感にはつながったままの上に倒れ込み、の未成熟な子宮はの精液で存分に満たされていった。

「はあ、はあ……」
「はあ、はあ……」
 二人の息づかいの音だけが静かな部屋の中に響く。
 ……ぬるっ。
 一滴残らずの中に出し切ってから、やっと康夫は麻衣の身体から離れた。
 の少し充血したような股間から、どろどろっとの白濁が逆流してこぼれ落ち、真っ白いシーツに染み込んでいった。
「ほら、麻衣! 後始末しろっ!」
 康夫はそう言うと、自分のペニスを麻衣の顔の上に差し出した。体液がぽたぽたと垂れ落ちて、の愛らしい顔を汚す。
「……はい」
 麻衣はうなずいて身体を起こすと、従順な奴隷のように、のペニスの端から端まで丹念に舌をはわせていく。
 ぴちゃっ……ぴちゃ……、こくっ、こくん……
 子猫がミルクを飲むような音をさせながら、麻衣は汚れを残さずきれいに舐め取り、おいしそうに飲み込んだ。
「……よし、これでいい。自分の後始末は自分でしろよ」
「はい……御主人様」
 うつろな瞳のまま、麻衣はそうつぶやいた。


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 コンコン。
 しばらくして、康夫の部屋のドアがノックされた。
「麻衣か? 入ってもいいぞ」
「えへへ……おにいちゃん、さっきは充分満足した?」
 パジャマ着替えた麻衣が康夫の部屋に入ってくる。
「ああ、ありがとう、麻衣、すごかったよ」
 の言葉にはにっこりと微笑んだ。
「でも、あたしのこと強姦したいなんて、最初聞いたときは、びっくりしちゃった。おにいちゃんとは、いつもセックスしてるのに、なんでわざわざ強姦したがるんだろうって」
 子猫のようにのひざ元に身体を預けながら、麻衣が切り出す。
「やっぱり、無理矢理するって言うのが、男の征服欲を刺激するって言うか、何と言うかな……」
 ぽりぽりと頭をかきながら、康夫が答える。
「へええ……。で、あたしのこと無理矢理犯してみて、おにいちゃん気持ちよかったの?」
 が大きな瞳での顔を覗き込む。
「そっ、そういう麻衣は俺に強姦されて気持ちよかったか?」
「答えをごまかさないのっ!」
 いたずらっ子をたしなめるような口調で麻衣が言う。さっきとはまるで逆の立場でを責めている。
「うーん、本気で嫌がってる訳じゃないってことは知ってるんだけど、泣かれるとやっぱり罪悪感はあったな。でも、それがぞくぞくするような感じだったし、すごく複雑な心境だ」
「あたしの演技力の勝利ね。女優目指そうかしら」
 自信満々でが答える。
「……でも、最後はいつもといっしょみたいになっちゃったけどな」
 ちょっとだけ反撃、という感じでが言う。
「そりゃあ、あたしにずっと嫌がってる振りしてろなんて無理よぉ。だって、されてるうちに感じてきちゃうんだもん」
「ところで、今日は膣内で出して大丈夫だったのか」
 ふいに思い出したように康夫が聞いた。
「ニンシンしたら、おにいちゃんが責任取ればいいもん」
 いたずらっぽく麻衣が舌を出す。
「おいおい……」
 が苦笑する。
「でも、おにいちゃん……」
「なんだ?」
「あたしは、おにいちゃんが相手なら、強姦されるのもたまにはいいかなって……」
「こっ、このどすけべがっ!」
ロリコンの変態おにいちゃんのくせにっ!」
 で恋人同士の二人はお互いに笑いあった。


                              (おしまい)

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