フルチンでレイプ動画鑑賞中、後ろ見たらがいた3


ちゃんが俺の部屋に来て言った。

「ゆうくんさ、一緒にお風呂入ろっか?( ^▽^)」

俺「ええ?(゚Д゚;)
  無理だよそれ」

「大丈夫だよ。
  あたしたちぐらいの歳でも、一緒にお風呂入ってる弟いるよ?
  別におかしくないって( ^▽^)」

以前、俺はちゃんのブラ姿見ただけでもオッキしてる。

それ以外に、ちゃんと一緒に寝てるときも何度か
いくら寝ようと頑張っても、
どうしても横で寝てるちゃんの裸の想像図が
頭に浮かんできてしまって
一人悶々とすることもあった。

一緒に風呂入ったら、絶対おっきすると思った

おっきしたところをちゃんに見られるのは
恥ずかしくて嫌だった。

加えて、ちゃんと一緒に寝るようになってから、
俺はレイプ系のものを見ることを止めている。
動画をおかずにするときも、空想をおかずにするときも
本をおかずにするときも、俺の場合、全てレイプ系だった。

レイプもの以外のものでオナヌーすることなんて不可能だったから。
レイプ系のものを見ないと言うことは、
俺にとってオナ禁を意味していた。

今日までに、もう何度も夢精してる。
こんなパンパンの状態で一緒に風呂なんて入ったら、
間違いなくおっきしちゃう。

俺は全力で断った。

「うーん。
  ゆうくんが女の子に慣れるために
  いい方法だと思ったんだけどなあ。

  仕方ない。
  ゆうくんが嫌なら、また他の方法考えよっか」

そう言って、ちゃんは引き下がった。

部屋でボーッと漫画読みながら、
さっきのちゃんの誘いについて考えた。

冷静に考えてみれば、
ちゃん、俺のために色々考えてくれてんだよな。
それなのに俺、
自分をプライド守ることだけで頭いっぱいだったな。

ちゃんがどういうつもりであんなこと言ったのかとか
俺が断ったとき、ちゃんがどんな気持ちだったかとか
そういうことは、全然考えてなかった。

ちゃん、簡単に自分を犠牲にするから分かりにくくなってるけど
裸を見られて嫌なのは、男の俺じゃなくて
むしろ女のちゃんの方だよな。

ちゃんのリハビリに出来るだけ協力するって約束したのに
どうして俺、断っちゃったんだろ。

色々考えてみると、自分がすごく子どもに思えた。
俺のために色々と苦労してくれるちゃんに対して
自分は誠実に接していない気がして、嫌な気持ちになった。

ちゃんにメールした。

俺「もし一緒にお風呂入ったとしてさ、
  俺がちゃんの裸見て、あれが大きくなっちゃったら
  ちゃんはイヤ?」

「いやじゃないよー(´▽`)(←こんな感じの絵文字)
  年頃の男の子だし、普通だと思うよー」

俺「ちゃん嫌じゃないなら
  じゃあ、いいよ。
  一緒にお風呂入ろう」

「ホント?ありがと。
  じゃ、準備してからそっち行くね」

メールが届いてから
2,3分後、ちゃんが俺の部屋に来た。

「ゆうくん、行こ?」

俺の部屋の扉を開けて
ちゃんはニコニコ顔で言った。

「なーに?
  恥ずかしかったから、直接言わないでメールにしたの?
  かわいいねー、ゆうくんは( ^▽^)」

風呂に向かう途中の廊下で、
ちゃんは俺の腕につかまりながら俺をからかった。

でも、いざ脱衣所に着いてみると、
しばらく二人とも服を脱げなかった。
俺はもちろん、ちゃんも相当の緊張してるみたいだった。

「あのさ…ゆうくん…
  …やっぱり恥ずかしいから、
  脱ぐ間だけ、あっち向いててくれる?(///)」

ちゃんは顔を赤くして言った。
大胆に誘ってるけど、実はちゃんもかなり無理してんだなあ
と思った。

ちゃんも普通の女の子だから、
普通の女が嫌がることは当然嫌なはず。
簡単に自分を犠牲にしてるように見えるけど
実は相当苦労してんだな。
そう思った。

俺「ちゃん、無理しなくてもいいよ('ー`)
  水着着て入ろうよ?」

「へへへ。
  ごめん、心配掛けちゃって。
  別に嫌ってわけじゃないからさ。
  安心してよ」

引きつったちゃんの笑顔見てたら、
俺は涙が出そうになった。

俺「いや、ホントにいいんだって。
  そんなに心配しなくても大丈夫だよ」

「大丈夫じゃないから、こんなことしてるんだよ?

  へへ。ありがとね(´▽`*)
  あたしのこと心配してくれたんだよね?

  でも、ホントに心配してくれるなら、
  頑張って早くよくなってね。
  ほら、あっち向いて」

俺「………分かったよ」

俺はちゃんが見えないように、脱衣所入口の扉を見てた。
後ろから、ちゃんが服を脱ぐ衣擦れの音が聞こえた。

まずい。。。
今の俺は、ちゃんがすぐ隣で全裸になろうとしているという
このシチュエーションと、
ちゃんの服を脱ぐ音だけでもオッキしてしまいそうだった。
すっかり頭がエロモードに切り替わってしまった。

まだ裸さえ見てないうちからオッキしたら
ちゃん、どう思うだろ?

俺は、必死に難しいことを考えたり、
不愉快なことを思い出したりして
自分の息子をいさめていた。

「…もういいよ…」

小さな声でちゃんが言った。

振り返ってみると
ちゃんは髪を上げて、バスタオル一枚を巻いてる姿だった。
ちゃんのバスタオル姿って、めて見たと思う。
ちゃんの体を覆っているバスタオルは
大人の女性の体のきれいな曲線を描いていた。

ちゃんは相当恥ずいらしくて、
目は泳ぎがちで、
胸に当てた手はモジモジとバスタオルをいじってた。

ちゃんの体は見ちゃダメだ。

俺はちゃんを見ないようにしようと頑張った。
でも、気付くと、俺の目は勝手にちゃんの体を見ていた。
でも、ちゃんが変に思うから、
じっと凝視するわけにもいかず
知らないうちに見ている自分に気付く都度、
慌てて目を逸らした。

結果、俺は変態親父のように、
チラチラとちゃんの体を盗み見るようなことになっていた。

「…黙って立ってないで、ゆうくんも脱いでよ…
  …あたしだけ裸って、すごい恥ずかしいよ…(///)」

俺「え?
  ああ、ごめん」

いつの間にか俺は、バスタオル一枚のちゃんに意識を奪われてた。

俺も服を脱ぎ始めた。
上着を脱いでいるとき、何か嫌な感じがした。
上着を脱ぎ終えて、ジーンズとパンツを脱ごうとしたが
そこで手が止まった。

口の中で嫌な味がする。
ものすごい嫌悪感と恐怖感が湧き出てくる。
動悸が激しくなる。
自然と涙が流れて、手が震える。

はっきり覚えてないけど、俺はこれとよく似た状況を経験してる。
そう思ったとき
突然、昔いたずらされたときの記憶が蘇って来た。
フラッシュバックだ。

このスレの住人は、フラッシュバックについて、
ほとんど知識がない人がほとんどみたいだから、少し説明。

フラッシュバックとはどんなものかとよく聞かれるけど
俺の場合酷いフラバは、
言ってみれば全天周360度立体映像の映画のようなものだ。

フラバが来ると、思い出したくもない当時の光景が、
まるで今まさに体験している真っ最中であるかのように、
色鮮やかに再現される。

再現されるのは風景だけじゃない。
あざける笑い声、家の側を通る車の音、臭い、手に触れた布の感触、
当時の体験の全てが、信じ難いほどのリアリティで再生される。

俺にいたずらした女どもが言った台詞の一言一句、
女どもの台詞の順番、台詞と台詞の間がどれくらいだったか
美咲(当時ちゃんの友達だったクソ女)が笑いながら
「マジで~?」と言ったとき
俺はどこを見ていて、どんな姿勢で、何を考えていたのか
全ての全てが、色鮮やかに再現される。

目をつぶっても、見たくもない光景がはっきりと目の前に現れる
耳をふさいでも、嘲るような笑い声がはっきりと聞こえてくる。
フラバが来る度
自分が人間として扱われなかった屈辱的な時間を
何度も何度も体験させられる。

フラバによる記憶の再生が一度始まったら、
もう自分では止められない。
俺に出来ることは、
再生が終わるのをただひたすら待つことだけだ。

心が壊れないように
叫んだり、床を転げまわったりして、
必死に自我を保ちながら
ただひたすら、再生が終わるのを待つだけだ。

軽いフラバは、景色だけとか、音だけとか、事件当時の感情だけとか
一部だけが再生される。

このときのフラバは、
全てまとめて再生されるきついフラバだった。

「……ゆうくん? ゆうくん?
  しっかりして。ねえ、ゆうくん?…」

悪夢のリプレイが終わって意識がはっきりし始めると
俺は床に寝ていた。

ちゃんは俺の肩を揺すりながら、
俺に向かって必死に呼びかけていた。

俺「…ちゃん…
  ごめん。俺…」

「あ、気がついた?
  …よかった…ううう」

寝ている俺の横に膝立ちしてたちゃんは
俺に抱きついて泣き出した。
ちゃんは、頭を俺の胸にくっつけて、
声を上げて泣き出した

「ごめんね。
  あたし、ゆうくんがこうなるなんて思わなかったの
  ごめんね。ごめんね」

ちゃんは泣きながら何度も「ごめんね」と俺に謝った。
ちゃんの涙は、俺の胸に落ちてきた。

ちゃん、俺のフラバ見るのめてだから
びっくりしちゃったんだな。
ついてないな。
よりによって、ちゃんが最に見たフラバが、
こんなへヴィなやつだとは。

そりゃ、ちゃんもショックだろうな。
弟が突然、狂ったように叫びながら、床を転げまわるのを見たら。

記憶の一部が還って来た。
還って来た記憶は酷いものだった。

帰ってきて知った記憶の残酷さが耐えがたかったから
本当は一人になりたかった。
できれば、このまま一人、
脱衣所の床に寝かせておいてほしかった。

でも俺は、俺の上で大泣きするちゃんを放っておけなかった。
なんとか体を起こして、
泣いてるちゃんの背中をさすりながら言った。

俺「ごめん、ちゃん。
  心配かけちゃって。
  その…気を取り直してさ、一緒にお風呂入ろうよ?」

「ううん。もういいの。
  今日はもう、無理しなくていいから」

ちゃんは泣きながら大きく首を振った。
子どもみたいだった。

俺「ダメだよ。
  このままじゃ、ちゃん風邪引いちゃうよ」

俺はちゃんの頭をなでると、立ち上がって、
ジーンズとパンツを一気に下ろした。

めまいがした。
気分が悪くなった俺は、脱衣所にある洗面台で吐いた。
吐いたら、少し落ち着いた。

嫌なこと思い出して吐くなんて、
きっと、このスレの住人には理解してもらえないことなんだろな

吐いてる俺を見たちゃんはさらに取り乱した。

「…ううう…ゆうくん…」

ちゃんはポロポロ泣きながら、俺の背中をさすってくれた。

本当はまだ気分が悪かったから
洗面台の前に座り込みたかった。
でも、ちゃんが可哀相で見てられなかった。

俺「さ、行こう」

俺はとりあえず動けるようになってすぐ、
ちゃんの手を引っ張ってお風呂場に向かった。

風呂場に入る前、俺はお風呂場と脱衣所の電気を全部消した。
苦痛極まりない記憶のおかげで、
もう俺のスケベ心は消し飛んでた。
俺的には、お風呂場が明るくても問題はなかった。

でも、ちゃんがかなり無理してるのが分かった。
風呂場が明るかったら、ちゃんつらいだろうと思った。

「ゆうくん、ホントにもう大丈夫なの?」

真っ暗なお風呂場の入口で
ちゃんが心配そうに俺の顔を覗き込む。

俺「あ、うん。
  ごめん。
  びっくりさせちゃって
  あれがフラバってやつだよ。

ちゃん、冷え性だから寒いだろ?
寒い思いさせちゃって、ごめん。
先お入ってよ。
あ、タオルは巻いたままでいいから」

「…ありがと。
  じゃあ、軽く流してから入るね」

ちゃんとシャワーの間に俺が立ってたから
俺はシャワーを取って、ちゃんの体にシャワーを掛けてあげた

俺「あったかい?」

「うん」

しばらくちゃんの体におをかけてた。

「えへへ。ありがと。
なんか、久しぶりだと照れるね、こういうのって」

ちゃんが笑った。
少し落ち着いたみたいだ。

うちのお風呂は、入るときに足を少し大きく上げないと入れない。
だから俺は、ちゃんがお風呂に入りやすいよう
ちゃんの体にシャワーを掛け終わると
俺はすぐに頭を洗い始めて、周りが見えないようにした。

暗くてよく見えないから、顔を上げたままでもほとんど一緒だけど、
この方がちゃんも風呂に入りやすいだろうと思った。

「ホントにもう大丈夫なの?」

船の中のちゃんは
髪を洗ってる俺に向かって、
また同じことを聞いてきた。

俺「うん。
  俺にとっては、いつものことだし。
  そんなに気にしないでよ」

髪を洗いながら俺は淡々と答えた。

「ごめんね。
  無理にお風呂に誘って。
  あたし、こんなことになるなんて全然思わなかったの」

俺「いいよ。
  たぶん、女の人の前でパンツ下ろしたら、
  必ずこうなってたと思う。

  俺の女性恐怖症治すためには、
  いずれ必ず通らなきゃならない道だよ。

  むしろ相手がちゃんでよかったよ
  他の女の人が相手だったら、思いっきり引かれて、
  その後会話さえしてもらえないと思う」

俺「………
  ちゃんがいてくれて、ホントによかったと思うよ。
  こんな基地外じみたとこ見せても、
  こうして一緒にお風呂入ってくれてるし。
  俺、すごくうれしいよ。

俺のこういう一面知っても、
変わらずに付き合ってくれる人って
ちゃんしかいないんだよね。」

「あたしでよければ、いくらでも付き合うよ
  今のあたしには、それぐらいしかできないし」

洗ってて気付いたんだけど、
手や足のあちこちが痛い。
暗いから分からないけど、
手足のあちこちにアザや傷がありそうだ。
きっと、床を転げ回ってる間、そこら中にぶつけたんだと思う。

本当は皮膚の下に汚いものがある気がしたから
血が出るくらいに体をこすりたかった。
でも、そんなことしたらちゃんが驚くから
俺はずっとその衝動を抑えてた。

「なんか、ショックだな。
  ゆうくんと、ずっと一緒に暮らしてたのに
  あたし、ゆうくんがあんなに風に苦しんでるなんて
  全然気付かなかった。

  ごめんね。
  あたしがもっと注意してれば
  もっと早くに対処できたのに」

ちゃんはポツリと言った。

俺「いいんだよ。
  俺が、ちゃんにばれないようにしてたんだし
  それに、ちゃんは今、こうして俺を支えてくれてるわけだし
  それだけでも俺には十分だよ。」

風呂場でのちゃんと俺との会話は、ポツリポツリだった。
少し会話して、またしばらくお互い無言になって
少し会話して、またしばらくお互い無言になる
そういうことの繰り返しだった。

「あたしって、ダメだね。
  あたしがしっかりしなくちゃいけないところで
  すっかり取り乱しちゃってさ。

  その上、ゆうくんにまで励まされちゃって。
  これじゃ、どっちが助けてるのか分かんないね」

ちゃんはそう言って、また泣き出した。

俺「めて見たんだから、しょうがないよ
  俺だって、ちゃんが叫びながら転げまわってたら
  ちゃん以上に動揺すると思うよ?

  とにかくさ。
  俺、ちゃんにはホントに感謝してる。
  俺、今まで自分一人で、
  この心の病気を何とかするつもりだったからさ。
  ちゃんがこのことを知ってくれて
  こうして一緒にいてくれるだけでも十分満足だよ」

ちゃんはしばらく何も言わなかった。
ときどき、ちゃんが鼻をすする音が聞こえた。

「あ、待って。
  背中ぐらい洗わせてよ」

俺が背中を洗おうとすると
ちゃんが船からから出てきた。

「ゆうくんの背中、ずいぶん大きくなったんだね
  昔、洗ってあげたときは、あたしより小さかったのに
  今じゃあたしより大きいんだね」

そう言いながら、ちゃんは俺の背中を洗ってくれた。
女の人って、こんなに弱い力で体洗うんだな、と思った。
俺が洗うなら、別に自分が汚れてる感じがしなくても
もっと強い力でガシガシ洗うのに。

暗いお風呂場で、
ちゃんは俺の背中をゆっくり、丁寧に洗ってくれている。
俺もちゃんも何も話さないで
静かなお風呂場には俺の背中を洗う音だけが聞こえた。

言葉がなくても、ちゃんの愛情がちゃんの手から伝わってくる。
さっき体験した悪夢とは、まるで正反対の平穏な時間だった。

酷い記憶の一部が戻ってきたとき
今までの俺は、一人部屋で涙を流すだけだった。

暗い部屋の中で身動きせず、
静かに涙を流しながら、つらい記憶に耐えることが
最良の対処方法だと思ってた。
それ以外の対処方法が、俺にはなかった。

でも、今日は一人鬱になって暗い世界に入っていくのではなく、
こうしてちゃんと平穏な時間を過ごしてる。

鬱の状態でちゃんの相手をするのは、
確かに最は苦痛だった
でも、今はこのちゃんとの穏やかな時間のおかげで
俺は、悪夢の記憶に押しつぶされずにすんでいた。

あれほど酷い記憶が還って来たのに、
不思議と、今日は自然と涙が流れたりはしていない。
不思議と、今日は死にたいとは思わない。

ちゃんの優しさが、俺の大きな力になっていると思った。
弱い力で俺の背中を洗うちゃんの手が、すごく暖かく感じた。

ちゃんの愛情が
絶望的な記憶から俺を救い出してくれてるんだって
強く実感できた。

過去に何があっても、
今の俺の側には、ちゃんがいてくれる。
ちゃんがこうして、俺を支えてくれる。
その事実だけで、不思議と心が安らいだ。
一人で記憶と戦うより、ずっと楽だった。

「はい。終わったよ」

ちゃんは俺の背中を洗い終えて
そう言った。

ちゃんが俺の背中を洗い終わると
俺は振り返ってちゃんを抱き締めた。

「ありがとう、ちゃん」

俺はそう言って、めて自分からちゃんにキスをした。
どうしてもちゃんに最大限の感謝を伝えたくなったから
俺はそういうことをした。

俺が全裸で、ちゃんはバスタオル一枚だけだってことは
まったく頭になかった。

ちゃんは緊張で体を固くしてたけど、
すぐに体の力を抜いて俺を抱き返した。
ちゃんはもう一度俺にキスして、俺の口の中に舌を入れてきた。

今までちゃんが舌を入れてくることはあったけど
俺がそれをしたことはなかった。
でも、今日は俺も、ちゃんの口に舌を入れてみた。

確かに、当時俺はちゃんのことが大好きだったし
少しは、ちゃんを女として見るようになっていたとも思う。

でも、あのとき俺が舌を入れたのは、
そういう愛情表現をしたかったんじゃない。

ただ、ちゃんの優しさがうれしくて
ちゃんの優しさを肌で感じたくて
ちゃんの真似をしたんだと思う。

ちゃんと舌を絡ませれば、
はっきりとちゃんの存在を感じることができた。
ちゃんの存在を感じれば感じるほど、
俺は、酷い記憶が還って来た苦痛から逃れることが出来た。

今思えば、俺は、記憶の侵食から逃れるために
ちゃんを利用しただけかもしれない。

でも当時は、ちゃんの優しさがうれしくて
自分のその汚い心に気付くことができなかった。