兄の胸に抱かれ

寒い夜、兄が私の布団に入ってきた…。

ブリーフを穿いただけの恰好の兄。
膨らみを私の手に握らせる。
「享子、好きだ…。」
兄の甘い声。
私の唇がゆっくり塞がれた。
兄の舌が私の舌を誘う。
拒む事が出来ず、兄の唇に吸われ、絡み付く…。

「あぁ…。」
私は堪らずに声を漏らす。
「享子、感じているのか…。」
兄の問いに応えはしないが、体は完全に兄を受け入れていた。
兄の背にしっかりと手を回しているのが、その証拠。

「享子…、お兄ちゃんを、気持ちよくしてくれるね?」
兄が擦り寄り、私の鼻には黒いブリーフが押し当てられた。
兄の匂いだ…。

硬かった。
気が変になる程に、兄のモノに酔ってしまった。

ブリーフの上から、私の舌を何度も這わせた。
膨らみの上部を、私の口で咥えもした。
やがて、私は兄のブリーフに手をかけ、ゆっくり脱がせていった…。

七面鳥のに少し焼き目をつけた様な、兄のモノ。
熱い…。
何度も頬摺りをした。
そして、兄のに手を回した。
口を開けて、兄の股間に顔を埋める…。

「うっ…。」
兄は、うめき声をあげた。
ジュポッ、シュッ、ウングッ…。
私の唇は兄のモノを咥え込み、挟み、摺り続けた。
舌を絡ませて、兄のモノから少しずつ出る潮のような液を吸った。

ブチュッ、ウングッ、ブーチュウッ…。
見上げれば、そこには快感に顔を歪めた可愛いらしい兄の姿。
しゃぶる速度を上げて行った。
兄の声が、掠れてゆく。
「享子…。」
<もっと私の名前を呼んで…。もっと、私を感じて…。>

やがて、兄の手が私の頭を押さえた。
<そう、私を押え込んで、私を犯す様に…。もっと、腰を振って…。>
淫らな想いが、私の心を支配する。

「享子、いいっ、いい…。」
<お兄ちゃんっ、もっと突いていいのよ、もっと犯して!>
私が兄のモノを舐めるというよりも、兄が私の口を膣の様に貫いていた。
<そう、お兄ちゃんのモノで、犯して…。私を犯して!>
兄に口を犯されながら、パンティは私の汁で滲んでいた。

「享子!」
兄の掠れた声が、爆発音をあげた。
私の口内に、生暖かいモノが放たれた。
突かれながら、それは喉の奥へと飲み込まれてゆく…。
兄の腰は動き続けた。
最後の迸りまで、私の喉へ打ちつけるかの様に…。
<すごい、お兄ちゃん…。私の口から溢れちゃいそう…。>

ウングッ、ウンッ…。
兄が放ったトロトロの液体を飲み干し、その渋味と苦味に気が遠くなった。
でも、そんな私を、兄は優しく撫でてくれる。
「享子…、いい子だ。」
本当に、兄の手は優しくしなやかだった。

次は、私が上になる番。
兄の手で胸を揉まれながら、私は兄の上で舞った。
「ああっ、お兄ちゃん…。」
既にビショビショだった膣を、兄のモノが貫く。
上下に揺られ、私の頭の中は純白そのもの。
兄の指は、勃起した私の乳首を挟んでいた。

下からの突き上げが続き、私は失神を間近に感じた。
「お兄ちゃんっ、もう、ダメ…。いくっ…。」
きっと、声にならなかっただろう。
でも、叫んだつもりだった。
乱れた私。
<ああ、お兄ちゃんと私の赤ちゃんが出来ちゃう…、でも、欲しいっ…。」
淫らな想いは、現実さえも振り切った。

「享子!」
兄の叫び声が聞こえる…。
膣の中から、兄のモノがすり抜けた。

私の体が、ベッドの上で数回沈んだ。
目を開けると、兄は私に跨っていた。
「享子、もう一度あげるぞ…。」

私の中に放たれると思っていたモノが、私の顔に飛び散った。
<ああ、…来る。お兄ちゃんのモノが飛んで来る。>
生暖かい絹雨が、私を濡らした。
遅れて、私は口を開きそれを受け取った。
兄の味だ…。

やがて、硬いモノがゆっくり入ってくる…。
吸った…。唇をすぼめて飲み込んだ。
兄の味でいっぱいになってゆく。
再び、失神しそうになった。
でも、私はごく自然に、兄の腰に両手を回していた。
兄の腰が動き、ゆっくりと私の喉へと突く。

兄の迸りを顔に受けて、電流が走った様に痺れた。
兄のモノをしゃぶりながら、心地よく眠るように失神した。

「享子…。」
兄の声。
「お兄ちゃん。」
私の目には、優しい兄の顔が映る。
私を抱いた事を詫びるかの様な切ない顔。
「いいの…。」
私は、兄の胸に崩れ落ちた。
兄の温かい胸の中で、安らぎの眠りへ。

「享子、好きだ…。」
兄の掠れた声が響く。

ずっと、そのままで…。お願い。


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