「あら、お相撲?」わたしは二階で遊んでいる子供達に、ジュースをあげようと子供部屋のドアを開けました。
うちの息子と、遊びに来ていた近所の郁哉くんが、じゃれあっています。
息子の優貴は小学1年。
郁哉くんは三年です。
わたしの「お相撲?」という言葉に郁哉くんが「違うよ、プロレスだよ」と答えました。
郁哉くんはその歳にしては比較的大きな子でしたので、なんだか息子がしがみついてるだけのように見えます。
わたしは、「そうなの…とりあえず休憩したら?」とジュースを置きました。
子供達は、こちらに駆け寄りゴクゴクと美味しそうに、それを飲み干します。
「郁哉くん、強いんだよ。ぜんぜん勝てないんだ」と息子。
学年がふたつも上だしこの体格差じゃなぁ?わたしは止せばいいのに、郁哉くんに言ってしまいました。
「よ?し、優の仇よ。今度はおばさんと勝負だ」いくら3年生にしては大きな身体だとはいえ、所詮小学生です。
ロリと倒してからあんまり暴れちゃだめよとかいって下に降りよう、くらいに考えていました。
郁哉くんは少し考えてから、「いいけど、子供と大人だし……じゃあ、優はこっちの味方ね」息子の仇打ちで、その本人が敵側というのもおかしな話でしたが、小学1年がひとり増えたところで大勢に影響はないと、承知してしまいました。
最初は郁哉くんね……わたしがそう思って構えていると、なんとふたり同時に掛かってくるではありませんか。
「えっ……ちょ、ちょっと待ってよ……」息子が両足にしがみついてきたので、払いのけようとすると郁哉くんがすかさず後ろに回って、わたしの腰のあたりに手をまわしてきます。
あっと思って身体をひねろうとしたんですが、息子が両足にしがみついていてバランスがとれず、少しよろけてしまいました。
郁哉くんはその隙をのがさず、わたしの腋から手を入れてきました。
なんとわたしは、中腰の体勢で小学生に羽交い絞めにされてしまったのです。
もがいてなんとか抜け出そうとしたのですが、そんな体勢では力が入りません。
そうこうする内に、わたしのシャツは捲れあがり、Gパンが少しずり下がってきました。
「うるさいから、もう少し静かにしなさい」騒々しさに近所迷惑になると思ったのか、一階のリビングにいた主人が部屋のドアを開けて言いました。
「ほら?怒られちゃったじゃない?」これで解放してもらえると喜んだのですが、子供たちは手を放してくれません。
主人の方を見ると、すでにドアは閉まりリビングに降りてしまっていました。
「ほ、ほら、暴れてるとまたおじさんが来るわよ……郁哉くんも優ももうやめて…」そういうと郁哉くんが、「よ?し、じゃあ……」と言ってわたしを後に引き倒しにかかります。
「えっ!?なに?」わたしはバランスを崩して、バタンとあお向けに倒れてしまいました。
「寝技ならあまり音しないと思うから。いまからは寝技攻撃だぞ!優」そういって郁哉くんは、息子をけしかけます。
「だ、だめよ……いいかげんにしなさい!」わたしの声に息子は一瞬たじろいだのですが、郁哉くんはおかまいなしです。
両足でわたしの腋をはさみこみ、羽交い絞めにしていた自分の両手をはずしました。
そして、手じかにあった縄跳びで、わたしの両手首を縛り始めたのです。
「う、うそ!!なにをしてるの?」「おばさんが暴れると、またおじさん来ちゃうから縛っとく」そういいながら起用に縄跳びで、縛っていくのです。
後で聞いたのですが、郁哉くんはカブスカウトでロープ結びをずいぶん覚えたらしく、わたしの両手は完全に拘束されてしまいました。
しかも、余った縄の端をベッドのに括りつけてしまったのです。
これでわたしは両腕を下ろすことも何も出来なくなってしまいました。
「や、やめなさい!これを外しなさい!!」しかし、そんな言葉を無視して郁哉くんは、わたしの捲れあがったシャツの下から手を入れて胸を触ろうとしてくるのです。
「イヤーッ!エッチ!!」思わず大声で叫んでしまいました。
すると今度は息子が、ジュースと一緒に持ってきたおしぼりを掴み、「だめだよ、ママ。大きな声出すとパパが来ちゃう」そう言っておしぼりをわたしの口に押し込んできます。
「うぐっ…ふぐっ……ふん……ふん……」とうとうわたしは声を出すことも出来なくされてしまったのです。
それも息子の手で……残された手段は、自由のきく両を使って音をたて、主人を呼ぶ事くらいでした。
ところが、子供たちはふたりがかりでわたしの足首を掴んで動けなくします。
さらに、郁哉くんは工作用に置いていたガムテープ(布製)を持ち出しグルグルとわたしの足首に巻いていくのです。
かなり頑丈に巻いたと見え、両足首はまったく離れません。
郁哉くんは息子にガムテープを渡し、わたしの口に貼りつけるように言います。
息子は彼のいいつけ通り、二重三重にわたしの口にテープを貼りつけました。
もう、おしぼりを吐き出すこともできなくなったのです。
わたしは大変なことになったと焦りました。
もがいて子供達をのかせようとするのですが、比較的動く両は太腿の上に大柄な郁哉くんが乗っかっており、まともに動かせませんでしたし、お腹を上下させてもまったく効き目はありません。
「優!悪役レスラーにお仕置きだ!!」わたしはいつの間にか悪役レスラーにさせられています。
郁哉くんの言葉に調子に乗った息子は「オーッ!」といいながらわたしの腋の下をくすぐり始めました。
くすぐられるのに弱いわたしは、身をよじって逃げようとしましたが、拘束されたこの状態ではどうすることもできません。
しかも、声すら出せないので「ふーん……ふーん……」とうめくだけでした。
そのとき郁哉くんの指が、Gパンのボタンにかかりました。
なんと彼はわたしのズボンを脱がそうとしているようです。
ボタンが外され、ファスナーがゆっくりと下ろされていきます。
(うそっ!!だめよ!そんなことしちゃ!!)そう心で思ったのですが、この状態では声は出せません。
「ふぅ?ん……ふぅ?ん……」と吐息のようなうめき声を漏らすだけです。
郁哉くんの手がGパンにかかりました。
ほんとに脱がせるつもりのようです。
わたしは焦って腰をくねらせ、必死になって防御しました。
しかしその程度のことでは防ぎきれません。
とうとうGパンは膝のあたりまで引き下げられてしまいました。
しかも下にはショーツしか穿いていなかったので、Gパンとともにずり下がりお尻が半分出てしまったのです。
息子は、攻撃の手を腋からわたしの胸へと変えてきました。
シャツの中に手を突っ込み、ブラジャーを押し上げて直接揉んできます。
不覚にも乳首が勃起ってくるのがわかりました。
いくら異常な状態であるとはいえ、小学1年の息子に触られて感じてしまうなど、どうかしています。
一方、郁哉くんはわたしのお尻に興奮したのか、執拗に股間を狙って手を伸ばしてきました。
ショーツの中にまで手を突っ込もうとする始末です。
わたしが腰を曲げて阻止しようとすると、今度は突き出され、ショーツから半分露出しているお尻をパシンと平手打ちしてきます。
「ふぐぅ……」突然お尻スパンキングされ、わたしがビクンとなったのがおもしろかったのか郁哉くんは、息子に命じてわたしをうつ伏せにするようにいいます。
わたしはひっくり返されてしまい、露出したお尻を子供たちに晒す格好になりました。
さらに郁哉くんは、ショーツに手をかけ引き下ろしてしまいます。
ついでに膝まで下ろされていたGパンとともに、足首の辺りまでズリ下ろしてしまうのです。
とうとう、わたしの下半身は丸出しにされてしまいました。
そして、郁哉くんと息子にお尻をパシンパシンと平手打ちされるのです。
わたしは屈辱感とともに、なんともいえない妖しい感覚が身中から湧き上がってくるのを感じました。
たぶん身動きがとれなくなった時分から感じていたと思います。
少しショーツが濡れていく気がしましたから……この時点ではもう、シャレにならない位に下半身から蜜が溢れてきていました。
お尻に受ける平手打ちの痛みなどは大したものではありませんでしたが、子供達に弄ばれている屈辱感と、それで感じている自分自身が情けないのと、恥ずかしいのとで思わず泣き出してしまいました。
わたしの「うぅぅぅぅぅぅ……」というくぐもった泣き声と、溢れ出る涙を見てさすがに子供たちもやりすぎたと思ったのか、両手拘束を解き、口のガムテープも外してくれました。
息子も郁哉くんも、ごめんねごめんねと一生懸命あやまってきます。
わたしは恥ずかしさと情けなさで叱るに叱れず、「もう、こんなことしちゃだめよ……」というのが精一杯でした。
その晩、昼間の興奮で火照った身体を慰めてもらおうと、ベッドで先に横になっていた主人を起こそうとしたのですが、起きてくれませんでした。
しかたなく、わたしは十数年ぶりに自分で自分を慰めてしまいました。
数日後、郁哉くんがまた遊びにきました。
二階でドタンドタンと音がするところをみると、またプロレスごっこをしているようです。
わたしはこの間買ってきたものを握って、上にあがり子供部屋のドアを開けます。
「ねぇ……プロレスごっこなら、おばさんも混ぜてよ」わたしは郁哉くんに、荷造り用の綿ロープを見せながらいいました。
「いいよ……」郁哉くんはそういってニヤッと笑います。
わたしはその笑顔を見ただけで、下半身が濡れていくのを感じるのでした……