しゅんさん(30代)からの投稿
-
10年以上も前の高校時代の話。
僕こと佐々木祐太は壮絶な虐めを受けた。
男子からは四六時中暴行を受け、すべての女子からは無視され続ける、よく自殺しなかったものだと思う。
今思い出しても地獄のような高校生活だったが、一度だけ忘れることができない体験をした。
ロッカーに押し込められる、用具室に監禁されるなんて茶飯事だったわけだが、その日は放課後、クラスのボスたち数人から凄まじいリンチを受けた。
僕は喧嘩ができないうえ、6人がかりで攻撃されては勝ち目なんてあるはずなく・・・。
ぼこぼこにされた僕はジャージを脱がされ、白いブリーフ一枚にされた挙句、中庭に面したフェンスに連れていかれて大の字に縛られた。

晒し者になった僕を、ここぞとカラカイに来るクラスメートたち。
上級生や下級生も薄笑いを浮かべて見て見ぬふりだ。
放課後は教師も滅多に通らないし、たとえ見ても生徒同士の悪ふざけくらいにしか思わないだろうし、虐めの問題なんてタブー視されていたころの話なので関わり合いになりたくないだろう。
とにかく僕を助けてくれる人は誰もいなかった。
でも、僕みたいな弱っちい男でもプライドはある。
その自尊心を一番傷つけられるのは、女子に嘲笑されることだ。

パンツ一丁で大の字に磔にされた僕をくすくす笑いながら走り去ってゆく女子生徒の姿に震えるほどの屈辱を覚える僕。
でも、非力な僕には手首足首に食い込んだビニールロープを断ち切ることはできるはずもなかった。
僕を公開処刑にした奴らからひとしきりからかわれた後、一番見られたくない相手が現れた。
同じクラスで委員長をしている小越郁子だ。
郁子は地元の優良企業の社長令嬢で成績優秀、少し女優の長澤まさみに似た美少女だった。
すらりとした長身で、黒髪がトレードマークの彼女は女子には無論、男子にも一目置かれていたし、惚れ込んでいる奴も多かった。
眉目秀麗を絵に描いた様な郁子は性格もよく、僕とも分け隔てなく接してくれたし、虐めを解決しようと努力してくれていた。
告白すると僕も郁子に恋をしていた。
そんな相手に無様な姿を見られるという屈辱と、郁子ならば僕を守ってくれるかもしれないという、情けない弱さの入り混じった感情。
「何やってるの?」
体操部の新キャプテンになったばかりの彼女は、鮮やかなレオタード姿で仲間を後に連れていた。
怪訝そうな表情で男子を押しのけるようにして僕の前に立った郁子と視線が合う。
すると意外なことに郁子はぷっと吹き出し、普段の優等生らしからぬ軽蔑を含んだ口調で言った。
「佐々木ぃ、なっさけ無い!!」
この一言で僕の羞恥心は最高に高まった。
まるで女王様に歩調を合わせる様に、背後にいた数人の女子たちからも嘲笑が湧き上がる。
女子というのは教師を前にした時と、数人の仲間だけと居る時でこうも他人への接し方が違うのかと痛感させられた。
「最高に格好悪いよ佐々木・・・しかも、何で未だに真っ白の少年パンツ穿いてんの?きゃはははっ」
郁子も決して味方ではなかった、そんな絶望感に僕は赤面し項垂れるだけだった。
「それで、今日はどうしてこんな目に遭わされてるの?」
興味津々という表情で郁子は大の字磔にされた僕の顏をしげしげと眺める。
今まで見たことのない意地の悪い顔つきだ。
「こいつが口答えしてきたんで、少しシメてやったんだ」
ご丁寧に僕がいたぶられた経緯を説明され、郁子は小悪魔的な表情で僕を罵倒する。
「バッカじゃない、あんた敵いっこないのに何で逆らうの?ハハハハ~~ッ」
郁子は僕を罵ることに悦びを覚えたように嗤う。
それでも僕はその横顔を美しいと思ってしまったのを覚えている。
それが恋なのかもしれないが。
そんな僕の様子に気が付いたのか、男子たちがひそひそと耳打ちしている。
やがて一人が郁子をけしかけた。
「佐々木はさぁ、小越に惚れてるんだぜ」
「それは知ってるけどさぁ、ちょっとお断りしたい相手なんだけどぉ」
郁子は当たり前でしょ、という表情でしれっと聞き流す。
初恋を知られた上に踏みにじられた僕は、殺してもらいたいくらい恥ずかしかった。
「でも可哀想じゃん、そろそろ放してやりなよ。自殺でもされたら困るし・・・」
郁子は少し女らしい性を含んだ表情で言う。
「じゃあ、さぁ・・・せめて憧れの女に・・・してもらいたいかと思ってさ。コイツがもう少し従順になったら釈放してやるからさ」
僕には何が話し合われているのかわからなかったが、郁子は僕を少し気恥ずかしそうな目でチラリと一瞥すると口ごもりながらも、大胆なことを口走る。
「佐々木を・・・射精させろってこと?」
女子の間から大爆笑が起こった。
「オラオラ佐々木ぃ、惚れてる小越のレオタード姿だぞ。遠慮なくチンコ勃てろや白い液体をどひゅっと発射したら解放してやるわ」
男子の一人が僕の貌を強引に小越に向けさせる。
そんなことをされなくても憧れの女のレオタード姿はずっと眺めていたかった。
何度オカズにしたかわからない郁子の肢体が目の前にあるのだ。
165㎝近い長身で、バストも大きい郁子のレオタード姿は惚れ惚れするほどだった。
鍛え上げられた美脚が伸びている。
血気盛んな少年である僕のペニスが屹立するのに時間はかからなかった。
膨張したペニスがビンと起き上り、ブリーフを押し上げる感触が股間に走る。
「やだぁ、佐々木、もうチン●ン勃ってるじゃん!しかもだんだん大きくなってる~」
郁子は卑猥なことを口走りながらも、口に手を当てて驚きの表情を見せる。
僕が昨日まで抱いていた優等生のお嬢さんというイメージは完全に消え去ったが、下品な言葉にも品の良さを感じさせる素振りに僕の恋心はさらに昂ぶらされた。
「ほらほら、小越のエロイ格好に早く射精したがってるぜ」
男子の1人が僕のブリーフをずり下げる。
勃起しきったペニスが少年ブリーフのゴムに引っ掛かり、そこから解放された勢いでビビンッと跳ね上がるように小越に亀頭を向ける。
そこでさらに僕は辱められる。
「くふふ・・・佐々木って・・・まだ皮カムリじゃん・・・くくく・・・」
郁子は見てはいけないものを見たとでもいうように、顔をそむけながら笑いを堪えている。
レオタードの背中にくっきり浮かび上がる肩甲骨の跡がヒクヒク上下する様が美しかったことが記憶に残っている。
「こういうのを包茎って言うんだよ、知ってんだろ、小越」
「知らないけど、こういうのってカスが溜まって不潔だし、女の子から嫌われるんだよね」
「よく知ってんじゃん」
男子たちに茶化されて、赤面する郁子も美しい。
彼女ほどの美少女ならば、男の1人や2人は当時でも知っていただろう。
告白すると僕はマゾッ気があるのかもしれない。
美人から苛め抜かれる自分の姿を今でも妄想する。それはこの日の体験が根底にある気がする。
郁子はしゃがみ込むと僕の猛ったペニスをしげしげと眺める。
屈辱的なはずなのに奇妙な興奮を覚え、股間にじんじんと痺れるような快感が走ったのを覚えている。
「やだ、先っちょから・・・我慢汁が漏れてる」
郁子の失笑に続き、女子たちから嘲笑が沸き起こる。
郁子は個別の特訓と称し中庭にとどまると、僕の性感を弄ぶようにレオタードを股間に食い込ませながら前転をしてみせたり、バストアップのポーズをとってみたりと艶姿を見せつけた。
情けないことに僕の性器はその都度バカ正直に反応してしまい、憧れの女の子の思うがままだった。
無様な僕はもう、されるがままに言葉も発せず、恥辱に耐えるだけだ。
「ねぇ、先生とか来ないか見張ってて」
郁子は取り巻きに成り下がった男子たちを配置につかせると、僕に近づいて耳元で囁く。
「もう、イカせてあげよっか?射精しないと許してもらえないでしょ?」
「え、え?、い、いやだよ、小越!!」
一応嫌がる僕だが、本当は彼女に弄んでもらって股間に溜まったマグマを噴出してしまいたい衝動に駆られていた。
「こんなに膨らんでるのに出したくないんだ?」
美人なだけに卑猥な表情も素敵だった。
郁子は僕の気持ちを察してりいるのかはわからないが、少々躊躇いながらもヒクつく僕のペニスを手にすると、ゆっくり包皮を剥き始める。
初めて女の子にイチモツを攫まれる官職。
それも初恋の憧れのマドンナだ。
「はうんッ」
女々しく喘ぐ僕。
そんな衝撃的な快感に痺れる僕は鬼頭に走る快感に悶える羽目になる。
「やっぱ、先っちょは一番感じるんだね・・・くすっ」
右手の人差し指で弧を描くように尿道口をなぞられた僕は気絶しそうな快感を覚えた。
「あ、あぐッ、あぐぅ~~ッや、やめろぉッ」
「素直じゃないなぁ、佐々木は気持ちよければいいって言った方が良いじゃん」
弟を諭すような郁子の口調に、もうどんな目に遭わされてもいいという脱力感に苛まれる僕。
「んあぁッ、んああぁぁッ」
縛られた身体をビクビクさせながら、天を仰ぐ僕。
ペニスの先端にじゅわッと熱いカウパー液がにじみ出る感触が走り、限界が近いことを実感する。
「もう、イキそうじゃんでも、もうちょっと辛抱辛抱・・・」
郁子はユーモラスな口調で愛撫を止めると、今度は茎の部分を指で弾く。
「あッ、あぁッ、あうッ、はうんッ」
やられっぱなしの僕は卑猥な声で喘ぐだけだ。
軽い痛みが甘い痺れと混ざり合い、得も言われぬ快感を呼び覚ます。
「お、小越、やめて、やめてくれぇ」
哀願する僕は郁子女王の奴隷みたいだった。
「可哀想だから、そろそろイカせてあげよう」
郁子はお姉さんの様な慈愛を覚える表情で無様な僕を蔑むと、すらりと長い右を僕に向ける。
体操部で鍛え上げた張りのある、かつむっちりした美脚を僕に振り上げると爪先を僕の腹部に充てる。
それをツツツ・・・と下げていき・・・。
その綺麗な夫お腿を目にするだけでもう射精をしてしまいそうな僕の猛り立ったペニスを足の指の間で挟む。
そして挟み込んだ指間に力を込めて締め上げるのだ。
それを上下左右に捩られるたび、僕の下腹部は悶死しそうな悦楽に苛まれる。
「あうんッ!!はうんッ!!や、やめろ、お、お、小越ぃ~~ッ!!」
美脚に挟まれたまま僕のペニスはビクンと痙攣しる。
やがて襲い来る開放感とかすかな脱力感に続いて、亀頭から夥しい量の白い液体が噴出した。
ドピュッと漏れ出た精液は郁子の太腿も濡らした。
「やっだぁ、きったないどこまで飛ばすのよ!」
郁子の侮蔑の色を含んだ瞳も今でも忘れられない
大の字に縛られたまま、股間の下にザーメンをまき散らしたまま男子たちに罵倒され尽くした挙句ようやく解放された僕。
放心する僕に郁子がジュースの缶を差し出した。
「これでも飲んで元気出しなよ」
男子たちからいたぶられた僕を労わるような眼差しがこもっていた。
もっともこの日、僕を一番いたぶったのはほかならぬ郁子だが。
彼女彼女なりに自分の立場を守りながら虐めのターゲットに同情してくれていたのかもしれない。
そんなことを放心状態の頭で考えながらジュースを一飲みした僕。
妙な味だった。苦さと脂っぽさを混ぜ合わせたような奇抜な舌触り。
渡された時、缶の蓋は開けられていた。
もしや・・・いやな予感を覚える僕の耳元で郁子が囁く。
「美味しい?それ私のおしっこだよ」
僕の忘れえぬ、青春の妖しい胸の高鳴りを覚える1ページである。完