妻は36歳で和装が似合う、どちらかと言うとおしとやかで上品な美熟女。
実際、茶道を趣味としていて週末には足しげくお師匠の所に通っている。
夫婦生活は円満だが、夜の方は私がED気味な事もあって夫婦の営みは年に数回ある程度だ。
妻はその事に不満を漏らしたりはしないが、三十路後半の女盛りの肉体はいざ事に及ぶと乱れっぷりは相当なものだった。
ある日妻と休日に城址で開かれるお茶会に同伴した日の事。
行きはそうでもなかったのに、丁度沿線にある競馬場でレースが開催される日だったのか帰りの電車はその客で超満員だった。
しかも客層が相当悪い、酒が入っているのは当たり前で浮浪者の様な輩もいる。
妻は顔をしかめながら私と離れないようにしていたが、電車の横揺れで少し間が空いてしまった。続きを読む