それで30歳で部長職になった。
ある社長から脱サラするのであれば、出資してやると言われた。
チャンス到来と3千万円の出資を受けて脱サラした。
最初の3年間は順風に売り上げも増加して行き、1千600万円を返還してオーナーと私の株式比率を53%にした。
そんな折にアメリカのリーマンショックもあり、売り上げが激減してきた。
販売店舗を6店に拡大していたので、余剰金1千万円も底をついてしまった。
銀行から金を借りようとしていたらオーナーから電話があった。
「3千万貸すので奥様を毎週1晩預けるという条件で無利子にする」オーナーの森田は、隣県の中堅の建設会社であった。
大学の先輩であり、女を数人囲っていた。続きを読む