の続き
「はしたないことですが、私は毎日欲求不満を抱えたまま暮らしておりました。そして昨日、息子に懇願して私の体を犯して貰いました」
母ちゃんはお腹の前で手を組み、落ち着いた表情で淡々と話しを進める。
「そして私は息子の中に非常に強い『男』を見つけてしまったのです。肉体的な相性だけではございません。私が産み、育てた息子ですもの、肉体的な相性が良いのは当然のことです。元々はひとつの体だったのですから」
俺は少し感動してた。
母ちゃんは俺と一心同体だったように感じて、その想い出を大切にしてくれてたんだな。
「精神的にも、私を理解して更にその上で支配してくれる存在のように感じてしまいました。何十年ぶりかの心のときめきでした」
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