アスペルガー症候群の男の殺人事件、求刑超える判決は「障害に対する無理解と偏見、差別的な判決」
発達障害の一種、アスペルガー症候群と認定した殺人事件の被告の男に、求刑を超える懲役20年を言い渡した7月30日の
大阪地裁判決について、患者や支援者でつくる日本発達障害ネットワークなど3団体は9日までに、「障害に対する無理解と偏見
があり、差別的な判決」などと批判する声明をそれぞれ発表した。
同ネットワークの声明は「反省する気持ちがあっても、うまく表現できない障害の特性を適切に検討していない」と指摘。罪を犯した
発達障害者には「地域生活定着支援センター」などで専門的な対応が可能になっており、支援やサービスに対する認識が不足して
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